虹のおやつ

現役の精神科看護師の経験を活かした子育てを実行中。

ほめること。

昨日の朝、情報番組で「ほめ達」なる話をしていた。「ほめる達人」と言う意味で、「ほめ達」の人々は褒めることで家族も職場も人間関係がよくなったと集団でほめる練習をしていた。

確かに大人になると子供の頃に比べほめられる経験は少なくなる。

仕事で精神障害者のリハビリの1つにSST(ソーシャル スキル トレーニング)といいものがある。特に長期入院者に対しての生活スキル向上の目的があるが、その方法の1つにほめる(正のフィードバック)というのがある。ほめられることで自信につながると言うのはわかるが、回を重ねることにSST参加者は自信がついてきて表情もよくなり、発言にも自信がみられるようになった様子を見ていると本当に褒めることの大切さがよくわかる。

SSTの本の中に精神障害者はほめられた経験が少ない為自分に自信がもてない等の記述がある。

子育て本にもほめて自己肯定感を育てる等ともかいてある。

やはり、ほめることは大切だな~っと感じるがなかなか難しい。

SSTに参加したとき、わたしも他者にほめられ、ほめる経験をしたが、ほめられると恥ずかしいけどうれしく、ほめるのはその人の外見、印象を意識的にみてないとでてこない難しいものだな~と感じた。

私は子育て中に日々ほめることを心がけているが、意識的に見ること、いいところを探すことを改めて大事にしようと思う。